PROJECT CLOSEOUT / 2026.11.01
Local AI Audit Platform / Auto90 開発終了報告
Local AI Audit Platform / Auto90: development closeout
公開資料の整理日:2026年11月1日|記録対象:2026年8月〜10月30日
Report date: November 1, 2026 | Records: August–October 30, 2026
実装・部分的な復旧と、実通信防御の総合受入れ未達を分けて記録する。65の整理項目は独立した事故件数を意味しない。
This report distinguishes implemented improvements from the uncompleted live-defense acceptance. Its 65 indexed topics are not a count of independent incidents.
結論と到達点
Outcome and verified scope
開発は利用者の判断で終了しました。通常監視、保存、通知、表示、署名とSYSTEM制御には修正や限定試験の記録があります。一方、後続AutomaticDefense v0.5の最終対象版について、SYSTEMでの本人認証、利用者が承認した通信範囲、実際の遮断、対象外通信の継続、所有ルールの解除、通信復元までを通したL受入れは未合格でした。
Development ended at the owner's direction. Monitoring, storage, notifications, UI, signing and SYSTEM controls had recorded fixes or scoped checks. However, AutomaticDefense v0.5 did not complete end-to-end live acceptance covering SYSTEM authorization, approved traffic scope, blocking, unaffected traffic, limited rule removal and recovery.
評価方法:事実と推測を分ける
Evidence and evaluation
| 表示 | 意味 |
|---|
| 修正記録あり | 当時の対象版で修正または限定試験が報告された。全環境での動作保証ではない。 |
| 実行失敗・原因確認済み | 実行結果と原因を結び付ける記録がある。別版の失敗原因へ流用しない。 |
| 原因未確定 | 失敗や症状の記録はあるが、直接原因が特定されていない。 |
| 準備停止・未検証 | 安全条件、環境または証拠が不足し、目的の実試験に進んでいない。 |
| 受入れ未達 | 求める一連の動作を最終条件で確認できていない。全機能が動かなかったという意味ではない。 |
以下は提出された2026年11月1日付公開用総括(F01〜F65)を基準に再構成しました。異なる作成時点・対象版の文書は、後続の限定試験結果と混同しません。元の全実機ログ、秘密鍵、現行OS状態を再調査したものではありません。
The detailed issue register below is presented in Japanese. It is reconstructed from the submitted November 1 closeout record (F01–F65), not from a fresh audit of live systems or all raw logs.
仕様の変遷を区別する
Version-specific requirements
| 対象 | 当時の目標・仕様 | 評価上の注意 |
|---|
| 旧Auto90 | 危険度90点以上で600秒の自動遮断を目標 | 署名プローブや登録成功は、遮断・600秒解除の実証ではない。 |
| AutomaticDefense v0.5 | 承認された通信範囲と可変閾値(初期70点)。通知用60/65点とは別。 | 開発側の399項目合格と、実Firewallを含むL受入れは別工程。 |
| 性能の目標 | 旧RAM300MBから、10月30日時点で通常時の合算USS500MB目標へ改訂。 | 計測指標や対象プロセスの異なる数値を直接比較しない。 |
主要な経過
Key milestones
- 8月:試験用引数、本番DB/baselineの分離、保持・配送・監視の基盤課題を修正。
- 10月7〜10日:High/Medium/Low監査、誤警告、状態表示、SQLite競合の改善。
- 10月14〜15日:旧署名プローブのH/h別名衝突、新v3の別の終了コード1(原因未回収)を記録。両者を同一原因と扱わない。
- 10月17〜21日:新旧版の混在で通常監視が停止。限定復旧やUI反映の成功と、失敗・再復元を分けて記録。
- 10月23〜27日:隔離VM、DNS、NIC、Watchdog、状態鮮度などが受入れ準備を阻害。正式OFFの合格記録は実遮断の証明ではない。
- 10月29〜30日:v0.5開発側の限定試験成功。最終Lは更新前提、ACL、Ubuntu操作経路で停止。
- 11月1日:開発を終了。文書を整理したが稼働中の製品・OS構成は操作していない。
初期環境・試験の分離 F01〜F05
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F01修正記録あり
保持期間・ログ量の管理不足
- 記録された事実
- 初版以前の監査で、保持期間の実効化とJSONLの世代管理が修正対象になった。
- 原因・確認できない範囲
- 記録を残す機能に対し、古い記録を確実に整理して容量を抑える仕組みが不足していた。
- 対応・到達点
- 初版の履歴に是正を記載。保存先が実際に満杯になったとは、この履歴だけでは言えない。
- 用語・判定の補足
- 保持期間は記録の保存日数。JSONLは1行に1件ずつ情報を入れるテキスト形式。
根拠資料ID:[S02]
F02修正記録あり
DBの版管理・毎接続の重い確認
- 記録された事実
- 初版の修正に、schema_versionの増殖停止、接続ごとのintegrity_check廃止、ID順ページングがある。
- 原因・確認できない範囲
- DB管理と一覧取得の方法に、余分な処理や不安定さを招く構造があった。
- 対応・到達点
- 履歴上は是正済み。初版以前の個別再現ログが不足するため、発生回数は集計しない。
- 用語・判定の補足
- DBは記録の保管庫。schema_versionは保管形式の版、integrity_checkは整合性の総点検。
根拠資料ID:[S02]
F03修正・残存制約
旧パッケージ・実行環境への依存
- 記録された事実
- 旧パッケージとの相互importを解消した一方、単体配布のテストに隣接パッケージ依存が残った。10月17日の開発側には必要なvenvもなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 「別のPCへコピーしても同じように動く」という前提が揃っていなかった。
- 対応・到達点
- 実行環境の統一と任意統合テストの区別を記録。フォルダーのコピーだけで起動可能とは扱わない。
- 用語・判定の補足
- importは別のコードの読込み。venvはアプリ専用のPython実行環境。
根拠資料ID:[S02] [S08] [S15]
F04修正記録あり
試験用Workerを起動できない
- 記録された事実
- 試験用runnerでransomware_guardを選ぶと、引数名の不一致でTypeErrorになった。
- 原因・確認できない範囲
- 単数形のcanary_pathを、複数形・リストのcanary_pathsへ渡す契約と取り違えた。
- 対応・到達点
- 8月15日の履歴に修正と短時間の起動・停止確認を記載。製品の検知失敗と混同しない。
- 用語・判定の補足
- Workerは監視担当の小さなプログラム。TypeErrorは渡す値や引数の形が合わないエラー。
根拠資料ID:[S02]
F05修正記録あり
試験が本番baselineを使う危険
- 記録された事実
- CanaryとFirewallの試験用runnerが、既定の運用baselineを使う状態だった。
- 原因・確認できない範囲
- 試験DBだけを分離しても、監視の比較基準ファイルまでは分離できていなかった。
- 対応・到達点
- 試験用パスへ変更。確認実行で運用baselineの不変を記録しており、実際の上書き被害を断定しない。
- 用語・判定の補足
- baselineは「前回の正常な状態」を保存した比較用ファイル。
根拠資料ID:[S02]
監査で確認した監視・通知の欠陥 F06〜F15
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F06修正記録あり
デバッグ用の不正データを本番へ書く構造
- 記録された事実
- 試験用debug_eventに、製品の検証を通らず本番DBへ直接INSERTする経路があった。
- 原因・確認できない範囲
- 不正なevent_typeと期限なしの行が残り得る作りだった。
- 対応・到達点
- 試験DBと正規の保存処理へ切替。履歴の前後確認では対象の本番行は0件だった。
- 用語・判定の補足
- INSERTはDBへの追加。検証を通らない入力は、後の表示や削除規則にも悪影響を与える。
根拠資料ID:[S02]
F07修正記録あり
未配送のイベントが期限削除され得る
- 記録された事実
- Dispatcherの期限切れ削除が、JSONLへ確実に保存した範囲に限定されていなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 処理を読んだ位置と、ディスクへ耐久保存できた位置を同じように扱っていた。
- 対応・到達点
- fsync成功後の耐久cursor以下だけを削除するよう是正。書込み失敗時は未配送のDB行を残す。
- 用語・判定の補足
- Dispatcherは記録を通知・ログへ送る係。fsyncはディスクへの保存確定、cursorは処理済み位置。
根拠資料ID:[S05]
F08修正記録あり
生きている監視プロセスを正常と誤認
- 記録された事実
- Persistenceのプロセスが動いていても、スキャンが止まっている可能性を表示で分離できなかった。
- 原因・確認できない範囲
- heartbeatの更新と、実際の収集完了は異なるのに、正常性の判断が不足していた。
- 対応・到達点
- スキャン開始・完了・成功・停滞を別表示。停止したOS呼出しを強制中断する機能までは追加していない。
- 用語・判定の補足
- heartbeatは定期的な生存連絡。生存連絡が来ても、仕事が進んでいるとは限らない。
根拠資料ID:[S05]
F09修正記録あり
一部だけ起動した環境を起動成功と扱う
- 記録された事実
- API・UI・必要Workerが揃わない既存環境でも、完全起動と見分ける確認が不足していた。
- 原因・確認できない範囲
- プロセスの存在や終了コードだけでは、サービスの応答や新しいheartbeatを証明できない。
- 対応・到達点
- 応答・必要Worker・起動以後の状態を照合し、不完全環境では重複起動せず停止する設計へ修正。
- 用語・判定の補足
- APIは画面と監視データの窓口。readinessは仕事を受け付けられる準備状態。
根拠資料ID:[S05]
F10既知の制約
同じ時刻のFirewallイベントの並びが不安定
- 記録された事実
- 同一timestampの最小fixtureでは、Firewallの変更イベント順を期待するテストが失敗した。
- 原因・確認できない範囲
- 通常の時計では見えにくい、同時刻データの順序に関する前提が残っていた。
- 対応・到達点
- 当時のHigh修正の対象外。通常スイートの合格を、この問題の解消証拠としては扱っていない。
- 用語・判定の補足
- timestampは記録時刻。fixtureはテストのために用意した入力データ。
根拠資料ID:[S05]
F11修正記録あり
通知の通り道の障害が見えにくい
- 記録された事実
- DB読取り・JSONL保存・通知処理への到達と、Dispatcherの生存を分けて把握できなかった。
- 原因・確認できない範囲
- プロセスが動くことだけでは、通知が利用者に届くことを保証できない。
- 対応・到達点
- sinkの状態・通知段階・最後の耐久保存成功を公開。音やToastの実受信保証とは分けた。
- 用語・判定の補足
- sinkは記録の出力先。ToastはWindowsの画面端に出る通知。
根拠資料ID:[S06]
F12修正記録あり
保存に失敗したイベントを重複扱いで捨てる
- 記録された事実
- NetworkMonitorがDB保存の前に重複抑制キーを登録すると、保存失敗後の再試行が抑制され得た。
- 原因・確認できない範囲
- 「保存しようとした」と「保存できた」の順序を取り違えていた。
- 対応・到達点
- 保存成功後にだけ重複キーを登録する順序へ修正。保存不能なら次の走査で再試行する。
- 用語・判定の補足
- 重複抑制は同じ記録を何度も増やさない仕組み。失敗まで抑えると記録を失う。
根拠資料ID:[S06]
F13修正記録あり
大量のInfoに警告が埋もれる
- 記録された事実
- 最新件数を先に制限すると、後からwarningだけ選んでも古い重要警告が一覧に現れない。
- 原因・確認できない範囲
- 取得上限と重要度フィルターを適用する順番が不適切だった。
- 対応・到達点
- DB側でwarning/criticalを選んでから件数制限を適用するよう修正。
- 用語・判定の補足
- Infoは参考情報、warningは注意、criticalは重大として表示する分類。
根拠資料ID:[S06]
F14修正記録あり
名前だけで正規アプリを除外する危険
- 記録された事実
- LLM関連やNVIDIA関連を名前中心に抑制すると、同名の別プログラムまで除外する懸念があった。
- 原因・確認できない範囲
- アプリ名だけを信用し、実際の配置先との組合せを十分に確認していなかった。
- 対応・到達点
- 名前と確認済みの絶対インストールパスを併用。これも署名や安全性の証明ではない。
- 用語・判定の補足
- 絶対パスはドライブから始まる完全なファイル位置。名前は容易に似せられる。
根拠資料ID:[S06]
F15修正記録あり
VSS操作の証拠不足・引数境界の誤解析
- 記録された事実
- 短命プロセスの調査材料が不足し、さらに空白入りの実行パスを再解析すると削除操作がunknown/infoになった。
- 原因・確認できない範囲
- 表示用に結合した文字列から元のargv境界を復元しようとした。誤ったfixtureも問題を隠した。
- 対応・到達点
- 同じ走査のsnapshotと元argvを使う方式へ修正。追加9件は修正前4失敗・5成功、再修正を経て確認した。
- 用語・判定の補足
- VSSはWindowsの復元用コピー。argvはプログラムへ渡された引数を区切った配列。
根拠資料ID:[S06] [S07]
保存・判定・観測基準 F16〜F25
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F16修正記録あり
BackupのJSONLが無制限に増える
- 記録された事実
- BackupのJSONLに既存の容量・世代上限を適用する処理が不足していた。
- 原因・確認できない範囲
- 記録の追記に対し、古いファイルを分割・管理する実装が揃っていなかった。
- 対応・到達点
- 100MiBと既存の3世代設定による追記前rotationへ修正。
- 用語・判定の補足
- rotationは容量に達したログを世代別ファイルへ分ける管理方法。
根拠資料ID:[S06]
F17修正記録あり
破損した比較基準を「初回」と混同
- 記録された事実
- Canary・Firewall・Backupで、baselineの不在と破損・読取り不能を区別する必要があった。
- 原因・確認できない範囲
- 壊れた基準を新規作成で置き換えると、異変の証拠と比較の連続性を失う。
- 対応・到達点
- 不在だけ初期作成し、破損・読取り不能は保全して監査を保留する方式へ是正。
- 用語・判定の補足
- 不在はまだ作っていない状態。破損は存在する情報が読めず、同じ扱いにできない状態。
根拠資料ID:[S06]
F18修正記録あり
DNSの時間切れで未完了処理が増える
- 記録された事実
- 呼出側がtimeoutしても、OSのDNS処理は終わっていない場合がある。
- 原因・確認できない範囲
- 待つ側の期限終了だけで空き枠を返すと、実際には未完了の処理が増え続ける。
- 対応・到達点
- 実際のFuture完了まで最大4枠を保持。全枠使用中は新規照会を省略し、強制停止はしない。
- 用語・判定の補足
- DNSはIPと名前を対応させる仕組み。Futureは後で完了する非同期処理の結果。
根拠資料ID:[S06]
F19修正記録あり
Firewall変更の観測時刻を実変更時刻と誤解
- 記録された事実
- 関連候補の時刻が、実際にルールを変更した瞬間と誤解される余地があった。
- 原因・確認できない範囲
- 定期スキャンで気付いた時刻と、Windows側で変更が起きた時刻は一致するとは限らない。
- 対応・到達点
- scan観測時刻であると明記。近い時刻のプロセスを変更実行者と断定しない。
- 用語・判定の補足
- 相関は情報同士の関連候補。時刻が近いだけでは原因・実行者の証明にならない。
根拠資料ID:[S06]
F20修正記録あり
Workerだけの起動経路が別管理
- 記録された事実
- start_workers.batの起動経路が、全体起動と同じ多重起動・所有子管理を使う構成になっていなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 入口ごとに管理方法が違うと、一部稼働時の二重起動や終了範囲の違いが生じ得る。
- 対応・到達点
- launch.pyのworkers-onlyへ委譲し、同じmutex・readiness・所有子終了を再利用。
- 用語・判定の補足
- mutexは同時実行を制限する鍵。所有子はその起動処理が自分で作ったプロセス。
根拠資料ID:[S06]
F21修正記録あり
仕様の定数・コメントと実動作が不一致
- 記録された事実
- Backupの定数3600秒と実既定60秒、状態名、説明、detail項目などにずれがあった。
- 原因・確認できない範囲
- 実装変更に文書・定数・コメントの更新が追い付いていなかった。
- 対応・到達点
- 実際の挙動へ説明を同期。周期や検知を説明に合わせて勝手に変更してはいない。
- 用語・判定の補足
- コメントはコードに添える説明。古い説明は正しい実装の理解まで妨げる。
根拠資料ID:[S08]
F22修正記録あり
配布ZIP単体でのテスト独立性不足
- 記録された事実
- ZIP外の旧パッケージを参照する任意統合テストや、隣接先がないと空走査になる検査が残った。
- 原因・確認できない範囲
- 開発PCで通る条件を、そのまま配布物だけの成立条件と見なしていた。
- 対応・到達点
- 外部パッケージがない任意統合2件だけ理由付きskip。成功件数とskipを分けて報告する。
- 用語・判定の補足
- skipは未実行。テスト成功と同じ意味ではない。
根拠資料ID:[S08]
F23修正記録あり
本番の一覧表示でもDB初期化が動く
- 記録された事実
- debug_eventのprod --listが、一覧を読む前にinit_dbや通常接続からDDLを実行していた。
- 原因・確認できない範囲
- 「表示だけ」の入口に、書込みを伴う初期化処理が残っていた。
- 対応・到達点
- mode=ro/query_onlyのSELECT専用へ修正。不在・非互換は作り直さずエラーにする。
- 用語・判定の補足
- DDLはテーブルなどの保管構造を作る命令。SELECTは記録を読む命令。
根拠資料ID:[S08]
F24修正記録あり
破損baselineの退避ファイルが増え続ける
- 記録された事実
- 不正baselineのUUID付き退避を作っていたが、世代の上限がなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 証拠を残す処理に、証拠を守りつつ容量を抑える整理条件が不足していた。
- 対応・到達点
- 保存成功後に、対象名と通常ファイルを限定して3世代まで保持。無関係なファイルは対象外。
- 用語・判定の補足
- UUIDは一意な識別子。退避は元情報を消さずに別ファイルへ保存すること。
根拠資料ID:[S08]
F25修正記録あり
Firewall baselineを上限なく読み書きする
- 記録された事実
- baselineのJSON読込み・snapshot保存に、ファイルサイズの上限がなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 想定外に大きい入力のメモリ・時間消費を制限できていなかった。
- 対応・到達点
- 16MiB上限を導入。超過時は旧ファイルと比較基準を保持して処理を保留する。
- 用語・判定の補足
- MiBは1,048,576バイト。入力上限は巨大データによる処理圧迫を避ける境界。
根拠資料ID:[S08]
通信判定・権限・署名プローブ F26〜F35
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F26修正記録あり
自分のPC内の通信を外部警告にする
- 記録された事実
- localhostの54321等に、ポートだけの加点でwarningが出る条件があった。
- 原因・確認できない範囲
- 外部通信の特徴量を、loopbackや私設ネットワークにも適用していた。
- 対応・到達点
- 非externalへ外部・ドメイン・ポート加点をしないよう是正。記録の例では通常パスのlocalhost通信は0点。
- 用語・判定の補足
- localhost/loopbackは自分のPC自身への通信。外部の相手への通信とは異なる。
根拠資料ID:[S04]
F27修正記録あり
Security 1102を誤ったProviderで拒否
- 記録された事実
- Windowsの監査ログ消去イベント1102がunexpected_providerになり、後続を含むcursorが進まなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 1102だけProviderが異なる点を実装もfixtureも取り違えた。実形式のデータで2件失敗を再現した。
- 対応・到達点
- 1102のみMicrosoft-Windows-Eventlogを要求し、他の対象IDの検証は維持して修正。
- 用語・判定の補足
- Providerはイベントの発行元。IDが合っていても発行元の確認が必要。
根拠資料ID:[S09]
F28修正・制約を区別
サービスの一部項目エラーと残存AccessDenied
- 記録された事実
- WaaSMedicSvcの説明だけのWinError 2で1サービス分を落としていた。後日の残存1件はMcmSvcの必須設定がAccessDeniedだった。
- 原因・確認できない範囲
- 任意の説明欠損と、監視に必要な設定の読取り拒否は異なる。後者に実装不具合は確認されなかった。
- 対応・到達点
- 説明は欠損として設定を保持する修正を記録。McmSvcの権限制約は残し、無断昇格していない。
- 用語・判定の補足
- AccessDeniedはアクセス拒否。読めない情報を空の正常値として埋めてはいけない。
根拠資料ID:[S10] [S11]
F29残存制約
Event Logの部分取得と本人認証を混同
- 記録された事実
- Securityログは権限不足、無効チャネルは収集不能になり、全ソース監視には達していなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 画面操作のWindows本人認証は、Workerのログ読取り権限を自動で増やすものではない。
- 対応・到達点
- 3/5など監視範囲を分離表示。Event Log Readers追加は計画であり、記録の範囲では適用後成功を未確認。
- 用語・判定の補足
- チャネルはログの種類別の入れ物。本人確認と、情報を読める権限は別の条件。
根拠資料ID:[S02] [S14]
F30修正・原因未確定
同じタスク差分の重複通知・整形差の誤警告
- 記録された事実
- baseline保存失敗後の再試行で同一差分を別UUIDとして登録し、XMLの空白差でもWarningへ変わる条件を再現した。
- 原因・確認できない範囲
- イベント保存と比較基準更新の間に失敗があり、意味の同じ定義を同一視する処理も不足していた。
- 対応・到達点
- 安定event_uuidと限定した意味比較を是正。ただし当時の運用Warningと同じ原因かは未確定。
- 用語・判定の補足
- XMLはタスク設定の記述形式。見た目の空白差と、実際の設定変更は区別する。
根拠資料ID:[S12] [S13]
F31修正記録あり
起動時にSQLiteのロックが競合
- 記録された事実
- 複数の接続で初期化・DDL・WAL設定を行う構造が、起動時競合の修正対象になった。
- 原因・確認できない範囲
- 通常の読取り接続でも初期化が入り、初期化同士を適切に直列化できていなかった。
- 対応・到達点
- DDL分離、明示初期化の排他・限定再試行、子起動前の初期化へ是正。元の運用ロック保持元は未特定。
- 用語・判定の補足
- SQLiteはファイル型DB。WALは同時読書きを助ける記録方式で、競合が皆無になるわけではない。
根拠資料ID:[S02]
F32修正記録あり
通常書込み・停止時にもDB競合
- 記録された事実
- heartbeat・イベント・ACK・期限削除の競合と、エラー報告の再失敗を考慮する必要があった。
- 原因・確認できない範囲
- 最初の失敗を報告するためのDB書込みが、さらに失敗して元の原因を覆う場合がある。
- 対応・到達点
- 短いtransaction、確実に取消せたBUSY/LOCKEDだけ限定再試行。停止時の二次書込みを有界化した。
- 用語・判定の補足
- transactionは一まとまりの保存。ACKは確認済みの印。rollbackは確定前の変更取消し。
根拠資料ID:[S02]
F33原因確認済みの履歴
旧署名プローブがH/h衝突で停止
- 記録された事実
- 旧試験は1回起動され、H/hエイリアス衝突で失敗したと引継ぎに記録されている。
- 原因・確認できない範囲
- PowerShellの大文字小文字を区別しない名前解決と、補助名が衝突した。
- 対応・到達点
- 旧試験の既知原因として保全。新v3のLastTaskResult=1の原因には転用しない。
- 用語・判定の補足
- エイリアスはコマンドの別名。同じに見える名前が別の意図で使われると呼出しが壊れる。
根拠資料ID:[S01]
F34原因未特定
新v3署名プローブの実行結果が1
- 記録された事実
- 登録と起動要求1回は正常復帰したが、10月15日のタスク最終結果はLastTaskResult=1だった。
- 原因・確認できない範囲
- 失敗停止条件により回収前に停止。stderr・個別JSON・SYSTEM実行証拠・4ケースの照合は未回収だった。
- 対応・到達点
- 署名拒否・コード不具合・Auto90本体の障害のいずれとも断定不可。今回も再起動・再回収していない。
- 用語・判定の補足
- 終了コード1は何らかの失敗を示す値。どこで失敗したかまでは示さない。
根拠資料ID:[S01]
F35進め方の反省
署名試験の工程が目的を圧迫
- 記録された事実
- 署名プローブの確認と承認が繰り返され、利用者が負担を訴え、本体の単純化へ相談が移った。
- 原因・確認できない範囲
- 安全検証の細部が、ON・OFF・自作ルール解除・期限管理という製品目的より大きくなった。これは工程上の評価。
- 対応・到達点
- 読取り調査では本体のv3合格記録依存を発見せず。工程分離と、本体の署名保護維持を両立できると整理した。
- 用語・判定の補足
- AllSignedは署名を要求する実行方針。試験を分けることと、署名保護を外すことは別。
根拠資料ID:[S01]
操作画面と運用反映 F36〜F45
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F36修正・反映記録あり
ONにしたのに選択欄がOFFへ戻る
- 記録された事実
- ON要求と実効ONは成功していたのに、フォームの操作選択欄がOFFを表示した。
- 原因・確認できない範囲
- clear_on_submitと、送信前の保存OFFに基づく既定値の組合せで表示不一致が成立した。
- 対応・到達点
- 操作欄の状態と保存値の扱いを修正。表示のOFFを、実際にOFFへ切り替わった証拠として扱わない。
- 用語・判定の補足
- 実効ONは、設定を保存しただけでなく実行側の準備条件も満たした状態。
根拠資料ID:[S19] [S26]
F37修正・反映記録あり
準備完了後も起動待ち警告が残る
- 記録された事実
- 監視の実状態が準備完了しても、起動時の未準備メッセージが消えなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 入力保持のためタイマーなしfragmentへ状態表示まで移し、状態遷移の確認が漏れた。
- 対応・到達点
- 最新状態の表示を5秒fragmentへ戻す修正を記録。入力保持だけで受入れを終えた確認不足でもあった。
- 用語・判定の補足
- fragmentは画面の一部だけを更新する仕組み。入力欄と監視表示には違う更新条件が必要。
根拠資料ID:[S20] [S26]
F38修正・反映記録あり
一時的な設定未確認から画面が戻らない
- 記録された事実
- 初回の公開状態がNone/error/staleだと、設定欄が未確認や非表示のまま残った。
- 原因・確認できない範囲
- 後の正常状態はライブ欄に届いても、タイマーなしのフォームが作り直されなかった。
- 対応・到達点
- 状態復帰の表示経路を修正。最初の読取り不成立の低層原因自体は当時の記録にない。
- 用語・判定の補足
- Noneは値がない状態、staleは古い状態。どちらも「設定がOFF」と同義ではない。
根拠資料ID:[S21] [S26]
F39改善記録あり
全画面更新が入力・スクロールを妨げる
- 記録された事実
- 5秒ごとの全体更新を、未送信の設定や認証入力を保持する操作と両立させる必要があった。
- 原因・確認できない範囲
- 最新情報を見せる更新と、利用者が入力している最中の安定性を同じ単位で扱っていた。
- 対応・到達点
- 監視表示だけを周期更新し、入力を独立。操作結果も送信・受付・処理・実効反映に分けた。
- 用語・判定の補足
- 未送信入力はまだ保存・適用していない値。受付成功だけでは処理成功とは言えない。
根拠資料ID:[S16]
F40改善・検証記録あり
件数・未記録点数・履歴時刻の説明不足
- 記録された事実
- 全履歴と表示範囲の件数、点数なしと0点、過去の失敗と現在状態を取り違える余地があった。
- 原因・確認できない範囲
- 画面で示す情報の範囲や時刻の意味が、利用者に十分伝わっていなかった。
- 対応・到達点
- 表示範囲・未記録・JST日時・過去記録を明記する改善。後続のUI2ファイル配備は復元で終わった記録も残る。
- 用語・判定の補足
- 0点は計算結果。未記録は計算や保存が成立していない状態で、安全の証明ではない。
根拠資料ID:[S02] [S27] [S29]
F41限定復旧を記録
開発版とSYSTEM側の採点版が混在
- 記録された事実
- 手動コピー後のNetwork Workerがscore_version_mismatchからrisk_settings_unavailableとなり、生成段階で停止した。
- 原因・確認できない範囲
- 通常アプリ側と保護されたSYSTEM側で、採点版IDが一致しない構成になった。
- 対応・到達点
- 一致する保全版へ限定復元し通常監視を復旧。保護チェックを弱める修正は不要と整理した。
- 用語・判定の補足
- SYSTEMはWindowsの高権限アカウント。版IDは同じ採点規則を使うことの確認材料。
根拠資料ID:[S17] [S18]
F42原因未特定・一部解決
再読込・監視停止の原因を残せない
- 記録された事実
- 10月18日の新版読込み不成立や、19日の監視停止は直接原因を確定できなかった。後にUI v4の反映は成功した。
- 原因・確認できない範囲
- 対象時間の終了コード・stderr・各段階の状態が不足。利用者のウィンドウ閉鎖1回という補足も因果未確定。
- 対応・到達点
- 「無操作停止」等の整理を訂正。Job Objectは一括終了の仕組みであり、終了のきっかけとは断定しない。
- 用語・判定の補足
- stderrはエラー出力。Job Objectは関連プロセスをまとめて管理するWindowsの機能。
根拠資料ID:[S22] [S23] [S26]
F43保存経路を是正
ブラウザー側から証拠を書けない
- 記録された事実
- 検証ブラウザーREPLによる新規ファイル作成がEPERMで拒否された。
- 原因・確認できない範囲
- 正確な低層原因は未確定。WindowsのACLや管理者権限の問題だと断定できない。
- 対応・到達点
- ホスト側Pythonの正規保存経路へ変更し、保存・再読込を確認。権限を緩めず後続保存は成功した。
- 用語・判定の補足
- REPLは命令を対話実行する環境。EPERMは操作が許可されなかったことを示すエラー。
根拠資料ID:[S27]
F44手順失敗・復元
受入れ期限内に証拠を届けられない
- 記録された事実
- deliveryは29.369秒で通った試行でもstabilityが90秒を超過。別試行は表示待ち等で30秒のdeliveryも超過した。
- 原因・確認できない範囲
- 観測後の追加照合・手作業のJSON組立て・ツール間受渡しを直列に挟み、保存までを設計し切れていなかった。
- 対応・到達点
- 旧2ファイルへ復元。後に期限は改訂されたが、過去の期限超過を合格へ読み替えていない。
- 用語・判定の補足
- deliveryは新版表示の到着確認、stabilityは継続動作確認。観測完了と証拠受理は別。
根拠資料ID:[S27] [S28]
F45証拠不足・復元
画面の変化だけで異常を判定し切れない
- 記録された事実
- 改訂300秒内に結果を保存できても、実効ON文字の一時未検出とscrollTopの61px変化で不成立になった。
- 原因・確認できない範囲
- 座標・フォーカス・同時刻の公開状態が不足し、UI破損か観測条件の違いかを区別できなかった。
- 対応・到達点
- 再確認でも機能異常は未確定。精密な後続試行も公開状態未確認で旧版へ復元して終了した。
- 用語・判定の補足
- scrollTopは画面内の縦位置。数字が変わっただけでは、利用者の操作を妨げた証明にならない。
根拠資料ID:[S29] [S30]
実通信・仮想環境・前提条件 F46〜F55
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F46仕様と原因未特定を区別
startingマーカーで一時的に未確認になる
- 記録された事実
- 公開状態が正常でも、役割の起動準備マーカーがあるとread_statusが未確認を返す経路を再現した。
- 原因・確認できない範囲
- Watchdog等の起動中を安全側に扱う設計が、画面や配備条件の一時不成立と重なり得た。
- 対応・到達点
- 過去の各失敗呼出しの返却値がなく、全中断を同じ原因とは断定しない。印の消失も実効ONの証明ではない。
- 用語・判定の補足
- マーカーは処理中や失敗を知らせる小さな記録。未確認は自動OFF操作を意味しない。
根拠資料ID:[S24] [S25]
F47故障とは確認されず
20点集中を採点停止と誤解しやすい
- 記録された事実
- 保存された通信95件が全件20点だった。別時点のsnapshotには0点もあり、70点到達能力もコードで確認された。
- 原因・確認できない範囲
- 20点は外部IPの重み。DNS無効ではドメイン条件を評価できず、他の高得点条件が観測されていなかった。
- 対応・到達点
- 採点部分は正常と整合。点数を危険確率や最低点と扱わず、未評価の情報も併記する必要があった。
- 用語・判定の補足
- スコアは特徴量の合計。20点は「20%危険」という確率ではない。
根拠資料ID:[S31]
F48原因局在・個別未特定
公開20件が全て取得失敗で原因が粗い
- 記録された事実
- 公開結果20件は採点前のプロセスPath取得付近で失敗し、score未記録・os_operation_failedだった。
- 原因・確認できない範囲
- 終了競合・PID・権限等の個別OS原因を残す情報が不足。古い同一結果が更新されず一覧に残る構造もあった。
- 対応・到達点
- 失敗段階は絞れたが根本原因は全件未確定。全通信の採点失敗や危険判定の証拠にはならない。
- 用語・判定の補足
- PIDはプロセス番号。Pathは実行ファイルの位置で、終了済みの相手からは取得できない場合がある。
根拠資料ID:[S32]
F49v0.5で変更・実証未完了
共有exeの確認が厳し過ぎて遮断へ進めない
- 記録された事実
- 旧方式は全プロセスのPath取得と同一exeのPID数1を要求し、取得不能や複数PIDで拒否していた。
- 原因・確認できない範囲
- FirewallルールがPID単位ではなくexe・宛先条件へ作用することへの安全策が、広い事前条件になっていた。
- 対応・到達点
- v0.5は対象自身の識別と本人の範囲承認へ変更。ただし実WindowsでのL受入れは未成立。
- 用語・判定の補足
- exeは実行ファイル。同じexeを使う別PIDや将来のプロセスにもルールの影響が及び得る。
根拠資料ID:[S01] [S40]
F50実効性未確認
ルール確認と実通信遮断の証明が未接続
- 記録された事実
- 10月21日の調査は実効ONを観測したが、対象通信の遮断前後や復元の対応証拠を確認できなかった。
- 原因・確認できない範囲
- コード・モック・ルール設定・稼働表示を、実際の通信阻止の証拠として代用できない。
- 対応・到達点
- その時点は「実効性未確認」。後の旧I/r8実績は保持し、v0.5のL合格には転用しない。
- 用語・判定の補足
- モックはOS操作を模した試験。実通信が止まり、戻ったことは別途確認する必要がある。
根拠資料ID:[S33] [S41] [S45]
F51正規手順で解消記録
TrustedPublisherへの証明書登録で停止
- 記録された事実
- Import-Certificateが0x80070005となり、TrustedPublisherの準備が止まった。
- 原因・確認できない範囲
- 物理ストアキー未作成を確認。ただしImport-Certificate内部で拒否に至った詳細までは未特定。
- 対応・到達点
- 既存の正規certutil手順でストアを作成し登録成功を確認。ACL・ポリシーを緩めていない。
- 用語・判定の補足
- TrustedPublisherは信頼する署名発行者の登録先。証明書の公開部分と秘密鍵は別。
根拠資料ID:[S34]
F52原因・安全性未確定
検証用PythonをDefenderが検出
- 記録された事実
- VMで検証用venvと実体PythonにBehavior:Win32/SuspClickFix.G2の検出・対処成功記録が残った。
- 原因・確認できない範囲
- 当該動作の詳細が不足し、誤検知とも実マルウェアとも断定できなかった。
- 対応・到達点
- 再実行・API/Worker起動を見合わせ。除外・保護無効化・隔離解除は行わず停止した。
- 用語・判定の補足
- DefenderはWindowsの保護機能。検出名だけでファイル全体の安全性や悪意を確定できない。
根拠資料ID:[S35] [S36]
F53当時の原因未特定
再起動後にMonitor準備が完了しない
- 記録された事実
- 保存OFF・ルール0でも、正式Statusはerror/startup_pendingで、Monitorのstartingが残った。
- 原因・確認できない範囲
- タスクRunningだけでは初期化完了を示さない。Defender検出との因果も未確認だった。
- 対応・到達点
- 再起動後の正式OFF受入れを保留。停止前の成功やsnapshot作成成功を代用しなかった。
- 用語・判定の補足
- VMは仮想PC。snapshotはその時点の保存状態で、復元後の動作成功を保証しない。
根拠資料ID:[S35] [S36]
F54準備スクリプトを是正
早期失敗時の記録を保存できない
- 記録された事実
- App作成前に失敗すると、まだ存在しないApp内へ結果を書こうとして保存失敗を握りつぶしていた。
- 原因・確認できない範囲
- 試験対象の準備成功に、失敗を記録する場所の存在まで依存させていた。
- 対応・到達点
- OFF準備r2で結果・ログ領域を先に確保し、段階・終了コード・理由を記録する方式へ修正。
- 用語・判定の補足
- 握りつぶしはエラーを記録せず処理を終えること。失敗した理由まで失われる。
根拠資料ID:[S37]
F55準備改訂・実測と区別
隔離ネットワークの証明が準備課題になる
- 記録された事実
- r3ではDNS保存値、スコープ、NIC・経路・ホスト側の隔離証跡を細かく照合する改訂が必要になった。
- 原因・確認できない範囲
- ゲストの一部設定やDNS空値だけで、外部へ出ない構成全体の確認を代用できない。
- 対応・到達点
- 署名付きのホスト証跡とゲスト識別を照合する設計へ整理。改訂回数を実機失敗回数とは数えない。
- 用語・判定の補足
- NICは通信口、経路は通信の行先規則。隔離は検証が外部へ影響しないための境界。
根拠資料ID:[S38]
版管理・更新・最終受入 F56〜F65
状況・原因・対応を別々に記載し、修正報告を実機での再検証成功と混同しない構成です。
F56限定テストで是正
仕様変更後の旧テスト前提が不一致
- 記録された事実
- v0.5準備の初回は305成功・90失敗。旧前提修正後もStatus fixtureのversion不足で1件失敗した。
- 原因・確認できない範囲
- 固定90点や旧承認・旧状態形式を前提にしたテストが、可変しきい値・新しい承認方式へ追い付いていなかった。
- 対応・到達点
- 最終399件成功。内包するPowerShellモック653項目を足して「1052件成功」とは数えない。
- 用語・判定の補足
- 回帰テストは変更で過去の動作が壊れていないかの確認。前提自体の古さも点検が必要。
根拠資料ID:[S41]
F57正規更新を実装・実証未完了
既存VMへInstallを実行するだけでは更新不能
- 記録された事実
- 旧Installは既存導入への上書きを拒否し、ResumeInstallも一般的なv0.5更新には使えなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 初回導入と版更新は別の操作なのに、既存環境を安全に更新する経路が未整備だった。
- 対応・到達点
- 署名済みのCheckUpgrade/Upgrade/RecoverUpgrade経路を追加。最新Lでは実更新開始に至っていない。
- 用語・判定の補足
- 更新は設定・承認・台帳を保護しながらコードを切り替える操作。再インストールと同じではない。
根拠資料ID:[S41] [S42] [S45]
F58準備段階の未完了
コード変更後の署名・信頼hashが未更新
- 記録された事実
- 10月29日の準備時点では、変更PS4本がlaunch_trust記載hashと不一致で、再署名・信頼更新が残った。
- 原因・確認できない範囲
- 署名はファイルのバイト列に結び付くため、編集後に過去の署名やhashをそのまま使えない。
- 対応・到達点
- 後の正規署名実績は記録されている。29日の未署名状態を現在の全ファイルの状態と決め付けない。
- 用語・判定の補足
- hashは内容の指紋。署名は作成者と改変の有無を確かめる仕組み。
根拠資料ID:[S41] [S42] [S45]
F59判定を修正・実証未完了
過去のblock_failedと継承ACLで更新前停止
- 記録された事実
- 10月30日の最初のL事前確認は、旧正式Statusのblock_failedとACL不一致で止まり、更新しなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 過去の遮断失敗と現在の台帳・解除障害を分離し、継承ACLの実効権限を評価する必要があった。
- 対応・到達点
- C側の限定修正を記録。現在障害や確認不能まで許可する変更ではなく、L成功の証拠でもない。
- 用語・判定の補足
- ACLは読書き・実行の許可一覧。継承ACLは親フォルダーから受け継ぐ許可。
根拠資料ID:[S42] [S43]
F60修正・実機再確認未了
ACL準備ヘルパーが型変換で失敗
- 記録された事実
- 署名済みのラボ補助処理がAceFlagsのビット判定でInvalidCastExceptionとなり、製品更新前に停止した。
- 原因・確認できない範囲
- PowerShell 5.1での列挙型と整数の扱いに不一致があった。署名がValidでも動作不具合は防げなかった。
- 対応・到達点
- intへの明示変換と失敗時復旧を修正し限定2件成功。次の実機更新は開始していない。
- 用語・判定の補足
- AceFlagsは許可ルールの属性。型変換エラーは値の種類を意図した形へ変えられないエラー。
根拠資料ID:[S44] [S45]
F61訂正記録あり
復旧後のACL不一致を診断が誤判定
- 記録された事実
- FINAL_STATE_02の不一致表示は、診断側のPS5.1 JSON配列列挙の不具合だった。
- 原因・確認できない範囲
- 調査用プログラムにも誤りがあり、復元失敗と診断の誤判定を区別する必要があった。
- 対応・到達点
- 訂正版FINAL_ACL_VERIFIEDで51件すべて元SDDLと一致を確認。古い誤表示は根拠として採用しない。
- 用語・判定の補足
- SDDLはWindows権限を文字列にしたもの。診断結果にも検証が必要。
根拠資料ID:[S44] [S45]
F62最新記録で停止
Ubuntuの操作経路がなくLを再開できない
- 記録された事実
- Guest Additions runlevel=1、GuestControlセッション0。本人入力のsudo VBoxServiceはcommand not found。81秒のsoft lockup表示もあった。
- 原因・確認できない範囲
- サービスの所在・導入状態は未確定。コマンドが見つからないだけで、未導入とは断定できない。
- 対応・到達点
- 両VMの通常poweroffを記録。Windowsはその再試行で未起動、更新・認証・実遮断は未実施のまま。
- 用語・判定の補足
- GuestControlは仮想PCを正規に操作する機能。soft lockupはCPU処理の長い停滞を知らせる表示。
根拠資料ID:[S45]
F63目標改訂・再実測なし
メモリ目標の測り方と完成条件が揺れる
- 記録された事実
- 旧300MB目標は集計対象・RSS/USS等が不明確。部分観測は目標を超え、後に通常時の合算USS500MBへ改訂された。
- 原因・確認できない範囲
- 対象プロセス・単位・指標を先に固定しないまま数値目標で合否を論じた。
- 対応・到達点
- 現行はSPECの500MB目標。過去約36プロセス平均約450MBは参考値で、現構成の達成や最大値を再確認していない。
- 用語・判定の補足
- RSSは共有を含む常駐量、USSはそのプロセス固有の常駐量。異なる指標は直接比較できない。
根拠資料ID:[S02] [S03] [S39]
F64未検証
通知を利用者が実際に受け取った証拠不足
- 記録された事実
- 通知処理の経路確認やモックはあるが、M/I残作業では音・Toastの実受信が未確認だった。
- 原因・確認できない範囲
- 処理へ到達した記録と、Windows設定・セッションを含む利用者側の受信を一緒に扱えない。
- 対応・到達点
- 今回も実通知を発生させていない。通知コードが存在することだけで完成とはしない。
- 用語・判定の補足
- 音量・通知設定・ログオン状態など、コード以外の条件も実受信に影響する。
根拠資料ID:[S06] [S39]
F65未完了でクローズ
v0.5の実遮断・復元受入れが完了しない
- 記録された事実
- C側の限定検証は進んだが、最新Lは実SYSTEM本人認証・範囲承認・Enable・実遮断・対照維持・解除復元まで進まなかった。
- 原因・確認できない範囲
- 準備・更新・操作経路の停止要因を閉じ切れず、製品目的を一連の実動作で証明できなかった。
- 対応・到達点
- 本書では未合格のまま終了を記録。高度な手動遮断UIも延期範囲として残り、完成済みとは記載しない。
- 用語・判定の補足
- Lは本プロジェクトの実通信を使う受入れ段階。C側テスト成功や旧版の合格では代用できない。
根拠資料ID:[S40] [S41] [S45]
公開上の留意点
Publication notes
この報告は実害や侵害の発生を認定する文書ではありません。過去の修正成功は現在の実機の動作保証ではなく、開発終了はWindows上のタスク・証明書・Firewallルール等の撤去完了を意味しません。実機ID、ユーザーSID、ローカルの詳細パス、秘密鍵、証明書指紋、生ログは公開していません。
The report does not establish an actual intrusion or loss. Historical fixes are not a warranty of current behavior; project closure does not prove removal of tasks, certificates or firewall rules. Machine identifiers, keys and raw logs are excluded.
文書には同じ問題の異なる時点・版の記録が含まれます。各F番号は記録整理用の識別子です。根拠資料IDは提出された統合報告に付属する参照一覧から転記し、非公開の原本を追加取得して照合したものではありません。
根拠資料の索引
以下は提出された公開用報告書の資料IDと表題です。元資料自体を公開サイトへ転載するものではありません。
- [S01] 本チャットのAuto90引継ぎ・読み取り調査
- [S02] プロジェクト全体の変更履歴
- [S03] 現行基準・新基本設計v2.0
- [S04] 初期監査・プロセス情報・通信判定
- [S05] High 3件の修正と既知の制約
- [S06] Medium 10件の修正
- [S07] 引数境界の再修正
- [S08] Low 5件の修正
- [S09] Security 1102のProvider不一致
- [S10] サービス取得の欠損分離
- [S11] 残存サービス取得制限
- [S12] Persistence通知の重複
- [S13] Task XMLの差と通知ノイズ
- [S14] Securityログ読み取り権限の未実施計画
- [S15] 開発版と運用版の差・環境不足
- [S16] 操作・入力保持・明示適用の改善
- [S17] 版混在によるNetwork起動失敗
- [S18] Network限定復旧と残存制約
- [S19] ON成功後も操作欄がOFFになる問題
- [S20] 起動準備表示が更新されない問題
- [S21] 設定未確認表示からの復帰修正
- [S22] 再読込機構と本番原因未特定
- [S23] 監視停止の調査とユーザー補足による訂正
- [S24] 設定状態の一時未確認
- [S25] Watchdog起動マーカーの調査
- [S26] UI v4の限定反映成功
- [S27] 証拠書込み拒否・90秒超過
- [S28] 30秒の配信受入れ期限超過
- [S29] 期限改訂後のstability不成立
- [S30] 画面判定の証拠不足・再反映の復元
- [S31] 採点20点と70点到達能力
- [S32] 公開された20件の観測失敗
- [S33] 実遮断の実効性未確認
- [S34] VM準備・正規の証明書ストア対応
- [S35] VM再起動後の未完了・Defender検出
- [S36] VM停止要因の最終判定
- [S37] OFF準備r2・失敗時の証拠保存
- [S38] OFF準備r3・隔離の証明
- [S39] M/I受入れの残存事項
- [S40] v0.5 C側実装結果
- [S41] v0.5 L準備・旧テスト前提の修正
- [S42] v0.5の正規更新経路と制限
- [S43] 10月30日の最初のL事前停止
- [S44] ACL準備失敗と診断訂正
- [S45] 最新のL引継ぎ・21:30の停止結果